-- ご挨拶 --
当HPをご覧いただき、ありがとうございます。
講師紹介に書いたとおり、各地をまわっておりますと当然いろいろな郷土料理を食べる機会も多くあります。そこで感じたのが日本全体の調理能力(文化力)の低下です。
現代は飽食の時代といわれ、自分で作らなくても食べるものはいくらでも手に入ります。しかし、その弊害として料理の出来ない人が増え、添加物を口に入れることに慣れ、味覚までおかしくなってきているのが現状です。
食育は国の事業ともなり(平成17年6月食育基本法が成立)、ますます料理の力は見直されることとなるでしょう。
私の教室では「レシピどおり作れる人」ではなく「自分で考え作れる人」になっていただけるような講義・実習をしていきます。決して難しいことではありません。
より多くの人が自分で作る料理の美味しさ、楽しさに目覚めるきっかけになれますよう、微力ながら努力していく所存です。
今こそ底辺で食を支える家庭から料理力を高めて欲しいと切に願うしだいです。
調理師 中野 龍一
講師「中野 龍一」の紹介
中学卒業後、日本料理の世界に入る。
調理師歴29年。
割烹料理店、料理旅館、ホテル、ふぐ専門店、はも専門店、天ぷら専門店等技術を追い求め日本各地を転戦。
料理とは「食材との対話・調理時間の見切り・つなぎ役をする調味料の使い方」である、との答えに辿り着く。
見た目はちょっと怖いが、料理をこよなく愛する情熱の料理人。